みなかわ物語

店主みなかわの「食」への目覚め

調理師人生のスタート

私の調理師人生は、船舶の司厨員から始まりました。
聞きなじみのない職業かもしれませんが、毎日船上で乗組員の健康管理を考えながら食事を作る仕事です。

仲間たちと5年間で全国の港町を訪れ、様々な食文化に触れていくことで、私の中で「食」への興味が育まれていきました。
現地の人に出会い、色々な食材や郷土料理を知るうちに、美味しいものを食べるだけではなく、自らが作りお客様に提供したいと考えるようになりました。

退職した後は、縁あって武蔵小杉の居酒屋で店長として働くことになりました。

武蔵小杉」という土地への愛着

第二の故郷 武蔵小杉

武蔵小杉で10年。店長として居酒屋を営みながら、行きつけの店も多くできました。

この街は、新旧の人が入り混じる魅力的な街。同年代の同業者も増えはじめ、一緒にイベントを開いたり、店舗をまたいで協力し合うようになるうちに、徐々に異業種の仲間も増えていきました。

気がつけば、武蔵小杉は私の「第二の故郷」に。
働き始めた頃には思いもしませんでしたが、「いつかこの街で自身の店をオープンしたい」という気持ちが、だんだんと、強く、心の中に芽生えていました。

みなかわ』で成し遂げたいこと

自由に気楽にリラックス空間

『みなかわ』では、より自由に、より気楽に、よりリラックスした空間を楽しんでいただきたい…そんな思いで、あえて圧迫感を感じるようなパーティションなどは設けず、全ての席をオープンに作りました。

特にカウンター席は、隣の人とも自然に会話がはじまるようなロングカウンターとなっています。

私が武蔵小杉で多くの仲間ができたように、『みなかわ』にいらっしゃるお客様が、友人と旧交をあたためたり、新たな友人と出会うような、「人と人とのつながり」を大切にするお店にしたいと思います。